そこから1週間くらい、心配したタイ人の先生たちが代わる代わる私の足首の手当をしてくれた。まずは患部を冷やす ← これは知っての通り万国共通ですな。
で、次に患部付近の腱や筋肉をほぐしたり、つまりを流す手技による手当。で、でだ、その手当の中で特筆するのは、“決して患部には触らない”ということ。周りの組織を緩めているという感じなのかなぁ〜。
きっと先生たちは、セラピストである限りリラクゼーションの範疇であるのをわかって手当をしているハズ。タイ古式マッサージは、タイでは治療の一助になる部分もあるけれど、それは医療としてのタイ古式であって、医者と連携していない場合はリラクゼーションでしかない。
自分はあくまでもセラピストであって医者ではない。私はこの理解がスーパー重要なことだと強く思う。体調を整えるための予防医学には通じるけれど、治療ではない、これがセラピストとして100点満点の立ちまわりだと思う。
こんな思いに行き着けたから、この怪我は意味があったのかもしれないけど、やっぱり怪我せずに気がつきたかったな。治りが悪いのよ、歳とるとさ(涙)
でも、まっ、帰国して念のため整形外科に行ったら「大丈夫でしょう」という診断。実際、足首の柔軟性は保たれていたので、生活にはまったく支障がないし。
タイ人、やりよるのぉ〜!
見事な階段落ち!のつづきっ
投稿日:2019.06.07 更新日: